サバイバル®フーズ
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医療現場から見た「備え」の重要性

日本病院会 大道副会長インタビュー

大道道大 森之宮病院 院長
(社会医療法人 大道会 理事長)
日本病院会 副会長

サバイバル®フーズを導入された大道道大 一般社団法人 日本病院会 副会長(大阪市:森之宮病院 院長)
被災時のご経験、防災対策についての
お考えについて
お話を伺いました。

なお、本インタビューは、株式会社ユニソンパートナーズが日本病院会の賛助会員として実施したものです。

※本ページは、「背景・実証」カテゴリーの一部として、
 
製品説明や導入事例とは別に、実際の記録・検証をもとに構成しています。

阪神淡路大震災を被災地でご経験されたそうですね?

1995年1月17日未明、兵庫県芦屋市の自宅で就寝中に体が下から突き上げられました。20秒くらいでしょうか、激しいタテ揺れが続き、これ以上続けば天井にたたきつけられると思った瞬間に揺れが収まりました。

 
その後しばらくは病院を離れ、現地での救急対応に当たられたそうですね?

一旦揺れが収まったので、ベランダに出て近所を見渡すと、そこかしこに倒壊した建物が見えました。 「これは大変なことになった」 と自宅に置いていた市販の医薬品をスクーターに積み、近隣の救助救援に出かけました。
当時私が院長を務めていた当院の前身の大道病院(大阪市)は震災の影響が軽微でした。医薬品を回送するよう指示を出し、物資を積んだ3台の車両が数時間かけて被災地に入り、避難所・区役所・病院などに物資を配布して回りました。その後、避難所のにわかづくりの救急治療室で応急治療を続けるなど、1週間ほどは被災地での救助・治療活動を続けました。

 
 
発災現場での救急対応は、平時には考えられないことに遭遇し、
対処しなければならなったのではな
いですか?

もちろんです。家族全員を失いPTSDを患ったのに、ご自身は全く元気だと信じ込んでいるご婦人もいました。頭部を裂創した小学生も無麻酔での縫合を必死にこらえていました。またカルテ用紙もありませんでしたから、ありあわせの紙に診療記録を書きつけました。

 
強烈なご体験ですね。院長の周到な災害対策意識はそれらの経験も影響しているのですね?

そうですね。残念ながら災害は必ず起こりますし、想定外の事態も必ず発生します。
2006年に森之宮病院を開設する際には、阪神淡路大震災などにおける病院の被害状況を踏まえて、建物の設計や設備の選択に教訓を反映させました。また、人の命を預かる病院は一番安全な場所でなければならないと「安全文化の定着」を病院の基本方針の一つに掲げ、安全・安心な医療の提供、患者さんが安心して治療に専念できる環境づくりに取り組んでいます。
防災については、さまざまな適合義務を課せられている法律を遵守するのはもちろん、建物・設備などのハードと消防訓練、マニュアルの運用などのソフト両面において、包括的に可能な限りの防災対策に取り組んでいます。(下表)

本線・予備線の二回線受電方式を導入。さらに二回線いずれもが電気の供給ができなくなった場合に備えて、異なる二種類のエネルギーを使えるように、一基は重油、もう一基はガスを使用するコージェネレーション式発電機を採用。重油の発電機は、一回の給油で十三時間の継続運転が可能となっている。地震が発生した際、最もエネルギーの供給を受けやすいのが重油であり、災害時に四時間以内に運搬してもらえるよう最寄りの重油供給会社と協定書を取り交わしている。
ガス 大阪ガスから中圧配管(強度が高く、阪神淡路大震災において損傷がほとんどなかった)で供給をうけている。
水道

地下一階に地下水の取水設備を設け、水の供給がストップした場合は地下水の利用ができるようになっている。この地下水は通常、トイレの流し水や散水などに使用。

ベランダの設置

消防局の指導に応じ、三階以上の病棟階の周囲にベランダを設置。病棟フロアのどこで火災が起きてもベランダを使って水平に避難することが可能。管理上の観点から通常は施錠しているが火災発生時に煙感知器が感知すると自動的に開錠する。

手術室

手術中は火災などが発生してもすぐに避難できない可能性が高い。そのため手術室は火災信号を感知すると扉が自動的に閉まる「パニッククローズ」というシステムを採用。

リニアモーター扉の

停電対策

全病室の扉と身障者用トイレに半自動式の扉を採用。これは手を軽くあてるだけで扉が開き、しばらくしたら閉まるという利便性の高い設備だが、停電時には扉が重くなり、障害にな。そこでコストは増大するが、停電時に扉が重くならないリニアモーター扉を導入。

防災センター

一階に設け、防災センター要員が常駐している。火災報知器、火災受信機、エレベーター、監視盤、防犯カメラなどを二十四時間体制で監視。中央監視室にも専門スタッフが常駐し、設備の保守管理などを行っている。

入院患者の食料と薬品の備蓄

三日分の食料と薬品を常時備蓄している。非常食として保存しているのは二日分。当院ではクックチル(あらかじめ調理をしたものを急速に冷却して保存、食事提供前に再加熱すると呼ばれる調理システムを導入しており、一日分は通常の食事を活用できる。

防災訓練

消防署の指導の下、年に二回、自衛消防訓練を実施し、入院患者の避難誘導や消火訓練を行っているほか、病院職員による自主訓練も行っている。特に重点的に行っているのが水害対策訓練とエレベーターの救助訓練。

地域の災害訓練への
参加

地域で実施る災害訓練にも積極的に協力。応急処置講習、AEDの操作訓練、治療の優先順位を決定するトリアージ訓練の指導などを実施。昨年のオープンホスピタルのイベントには人命救助を劇にして体験してもらった。

被災地支援

熊本地震災害においてJRAT OSAKA の派遣チームとして支援活動に参加。

 

森之宮病院ではサバイバル®フーズをご導入いただいています。

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震を振り返ると、被災地において食料は何とか供給されてきました。人命救助・治療、耐震・津波・防火対策、エネルギー等のライフラインの確保等に比べれば、非常食の備蓄の重要度は劣後します。しかし、いざと言うときのおいしさと栄養・利便性を長期に渡って確保する食品があれば、患者・職員への責任を果たすことができ、安心してより重要な課題に取り組めます。サバイバル®フーズは25年保存で結果的にコストも劇的に低減しますし、手間とスペースも省きますから備蓄することにしました。

実証記録について

サバイバル®フーズにする実証記録は、製品説明とは切り分け、事実の記録として別サイトにて公開しています。

サバイバル®フーズの実証記録を見る(別サイト)

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本サイトは、サバイバル®フーズの製品説明および導入検討のための情報提供を目的としています。

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